〔 2018年7月号(2018年7月8日発行)・詩「七月」 〕
〔イラスト:T. Y. さん 高校2年〕
〔作者からひとこと〕
入道雲や暑さなど、真夏には、人を幻惑する要素があるように思います。詩を読んで、“どこかに幻惑感をともなう夏らしさ”を感じとってもらえたならば、幸いです。一方、夏の日に対する思いや印象は人それぞれ。イラストは、詩の世界をとてもさわやかな印象でとらえ、表現してくれました。
〔作者からもうひとこと〕
詩集未収録の詩です。この詩も、現実の世界から少しだけ外に踏み出したイメージによって成り立っている詩です。イメージを思い浮かべ、感性によって味わっていただければ、と思います。